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Claude 101:デスクトップアプリ

所要時間:24分

🔊 このレッスンは葛西の声で聴けます
📑 このページ内の目次

このレッスンで身につくこと

このレッスンを終えると、次のことができるようになります。

  1. Claudeデスクトップアプリの3つのモード——Chat、Cowork、Code——それぞれが何のためにあるかを区別できる
  2. 各モードならではの主な機能(素早い入力、タスクの自動実行、ローカル開発とリモート開発の使い分け)を説明できる
  3. やりたい仕事の性質に合わせて、適切なモードを選べるようになる

Claudeデスクトップアプリを使いこなす:Chat、Cowork、Code

Claudeのデスクトップアプリには、Claudeと働くための3つの入り口があります。Chat、Cowork、Code——ちょっとした質問から、複雑なリサーチ、ソフトウェア開発まで

それぞれが担当する仕事が違います。

💬 Chat

Claude.aiでおなじみのClaudeが、そのままデスクトップで使えます。それに加えて、デスクトップアプリならではの便利機能が乗ります——素早い入力、スクリーンショット、音声入力、コネクター。お使いのコンピュータの中で直接動いているからこそ、こうした機能が使えるのです。

🤝 Cowork

エージェント型ツール——あなたが目的を伝え、Claudeに使えるツールやリソースをつなぎ、あとはClaudeが自分で仕事を進めていく。それがCoworkです。Coworkでは、Claudeの手の届く範囲と作業の余地が大きく広がります。これにより、より徹底したリサーチや分析、そしてより複雑な文書や成果物の作成ができるようになります。

💻 Code

ソフトウェア開発のためのモードです。コードを書く、テストする、デプロイする——開発の流れすべてをClaudeと一緒に進められます。

CoworkとCodeは、同じエンジンで動いている

CoworkとCodeは、内側では同じClaude Codeの仕組みで動いています。どちらも:

  1. 🖥️ あなたのコンピュータの中で動く(ローカル)
  2. 🚀 自分で判断して仕事を進められる
  3. 🌱 必要に応じてサブエージェントを立ち上げる
  4. 長く続く仕事を、最後までやり遂げる

これによりClaudeは、リサーチや執筆、ソフトウェア開発といった大きな仕事を、自分の力で進めていくことができます。

各モードは、その仕事のために設計されている

それぞれのモードは、そこで行う仕事に合わせて作られています大事なことを見せて

必要なところであなたが手綱を握れるように——そうデザインされています。

Chat

Chat

Chatが本領を発揮するのは、質問する、アイデアを練る、文章を下書きする、問題を行ったり来たり考える——そんな場面です。Claude.aiをすでに使っている人なら、基本的な使い方は同じです。それに加えて、デスクトップアプリならではの機能が、いくつか乗ります——お使いのコンピュータの中で直接動いているからこそ実現できる機能です。

⌨️ 素早い入力

MacではOptionキーを2回押すだけで、今やっている作業の上にClaudeが呼び出されます。Claudeは小さなウィンドウで応答し、別のアプリに切り替えても最前面に表示されたまま。質問するために、今の作業から離れる必要はありません

📸 スクリーンショットとウィンドウ共有

スクリーンショットを撮る、またはウィンドウを共有することで、Claudeにあなたが見ているものをそのまま見せられます。画面の中身を言葉で説明するより速く、正確です。(Mac)

🎤 音声入力

タイプするかわりに、話しかけることもできます。考えながら独り言を言うとき、キーボードから離れているとき、書くより話すほうが早いとき——そんなときに便利です。(Mac)

🔌 デスクトップコネクター

コネクターを通じて、お使いのコンピュータ上のローカルツールやサービスにClaudeをつなげます。これで、Claudeは手元のさまざまなツールと連携して働けるようになります。

たとえば、こんな使い方

  1. 📊 見たことのないダッシュボードを前にしたとき

Optionキーを2回押し、カーソルをウィンドウ上にドラッグしてスクリーンショットを撮ります。そして「この指標は何を意味してる?」と聞いてみる。Claudeは重ねて表示されるウィンドウで答えてくれて、ダッシュボード自体は見えたまま——という体験ができます。

  1. 🗣️ 会議と会議の合間に、プレゼンの構成を考えたいとき

素早い入力を開いて、音声入力に切り替えて、しゃべりかけてみてください。Claudeは、あなたが話した内容からアウトライン案を下書きしてくれます。

  1. 📝 数週間にわたってAppleメモに書き溜めた、製品ローンチのアイデアをまとめたいとき

設定からメモのコネクターを追加して、Claudeにこう頼みます。

「私のメモから『Osprey ローンチ』に関するものを全部まとめて、どこで作業が中途半端になっているか見つけて。それから、つながっている他のツールも見て、足りない部分を埋められそうな情報がないか確認して。」

Claudeはお使いのコンピュータ上のメモを読んで、情報を組み立て直し、中途半端になっていた続きを拾い上げてくれます

Cowork

Cowork

Coworkは、腰を据えて取り組む必要のある仕事——複数の情報源から情報を集め、それを意味のある形にまとめ、最後まで仕上げる——そんな仕事のために作られています。

Coworkでは、Claudeが「同時並行」で動く

Coworkでは、Claudeはプロジェクトの複数の側面を同時に進めることができます。だから、より多くの情報源から情報を引き出す広さと、最後までやり遂げる粘り強さを併せ持っています。

具体的にはこんな仕事——

  1. 📚 徹底したリサーチブリーフを作る
  2. 💰 複数の情報源にまたがる財務分析を行う
  3. 📄 契約書の最初から最後までのレビューを進める
  4. 📊 散らばった資料から、仕上がったスライド資料を作る

やり始める前に、Claudeが問いかけてくる

Claudeは作業を始める前に、ちょっとした確認の質問を投げかけます——どこまでやるか

どんな形式で、どんな制約があるかを、はっきりさせるためです。

そしてClaudeは、サイドバーで確認できるプランを組み立てます。作業が進むあいだ、あなたはいま何が起きているかを見ることができます——どの情報源から引いてきているか、どんなファイルが形になりつつあるか、プランのどこまで進んでいるかが見えます。

そして、複数のタスクを同時に走らせることもできます。それぞれが独立した会話として保たれ、サイドバーから切り替えられます。

Coworkの中核機能

  1. 📁 フォルダアクセス

お使いのコンピュータの中のフォルダをClaudeに指し示すと、Claudeはそこに何があるかを読み、関連するものを見極め、仕上がったものを同じ場所に保存します

ファイルをアップロードする、会話に内容を貼り付ける、必要な情報を引き出すコネクターをつなぐ——そんな方法も使えます。

  1. ⏰ 予約タスク(Scheduled tasks)

Claudeは、繰り返し行う仕事を、決まった時間に自動でこなすことができます。

  • 毎朝の要約:Slackやカレンダーから情報をまとめてくれる
  • 週次のロールアップ:今週リリースされたものをまとめてくれる
  • 朝の受信トレイ仕分け:注意が必要なメールを選り分けてくれる

タスクの内容と実行時間を決めるだけで、アプリが開いているたびに自動で実行されます。コンピュータやアプリが閉じていてタスクの時間を逃しても、戻ってきたタイミングで遡って実行してくれます。

  1. 🌱 サブエージェント(Subagents)

バックグラウンドで動く働き手——Claudeがタスクの一部を並行して進めるために立ち上げる、小さなエージェントたちです。

複雑な依頼——たとえば複数の情報源を横断するリサーチブリーフ——をすると、Claudeはそれをサブタスクに分解し、それぞれを独自のコンテキストを持つサブエージェントに割り振り、結果をまとめて一つの完成された成果物としてあなたに届けます。

  1. 📱 ディスパッチ(Dispatch)

スマートフォンからCoworkの会話を続けられる、永続的な会話スレッドです。

Claudeのモバイルアプリから、お使いのコンピュータ上のあらゆるリソース——ファイル、コネクター、プラグイン、そしてデスクトップアプリさえも——使う仕事をClaudeに任せられます。

この機能を使うには:

  1. ✅ デスクトップアプリとモバイルアプリの両方が必要
  2. ✅ コンピュータがスリープしておらず、デスクトップアプリが開いていること
  3. 🗂️ プロジェクト

Coworkのプロジェクト機能は、関連するタスクを専用の作業空間にまとめることができます。各プロジェクトには、それぞれのファイル、コンテキスト、指示、メモリを持たせられます。すでにClaudeでプロジェクト機能を使っている方なら、Coworkのプロジェクト機能の使い方も似ています。ただし、Coworkのプロジェクトはあなたのデスクトップに保存され、Coworkで実行するタスクを軸に組み立てられている点が違います。

  1. 🌐 ブラウザ操作(Browser use)

Claude in Chromeを接続すると、Claudeはウェブサイトを行き来し、ページを操作し、見つけた情報をそのまま今の作業に取り込むことができます。

これにより、Coworkは——

  • 🔍 10サイトをまたいで競合の価格を確認する
  • 🔎 APIが用意されていないページからデータを集める

——といった作業をこなせます。

  1. 🖱️ コンピュータ操作(Computer use)

コネクターもプラグインも用意されていない作業については、Claudeがあなたのコンピュータを直接操作できます——クリック、タイピング、アプリの起動まで、あなたが普段やっているのと同じように。Claudeは優先順位を守って動きます——コネクター → Chrome → 画面操作の順番で、いつも一番早くて信頼できる方法を選びます。

Claudeがアプリにアクセスする前には、毎回あなたに許可を確認します。触れてほしくないアプリがあれば、ブロックリストに登録できます。

⚠️ 注意:コンピュータ操作は研究プレビュー段階で、Pro・Maxプランのみ、現時点ではmacOSのみ対応です(Windowsは近日対応予定)。

  1. 🧩 プラグイン

プラグインは、Claudeにもともと備わっていない能力を追加します。たとえば——

  • 📈 リアルタイムの金融データを引き出す
  • 📚 社内のナレッジベースを検索する
  • ⚖️ 特定のコンプライアンス枠組みの中で作業する

Coworkの画面からプラグインを探して追加して、その仕事に合わせて使えます。

  1. 🛡️ 保護された環境

Cowork は、お使いのコンピュータの中の囲われた空間で動きます。Claudeは、あなたが共有したフォルダの中ではファイルを読み、作り、編集できますが、その外側にはアクセスできません

たとえば、こんな使い方

  1. 🗄️ 自分のツールを「データベース」のように扱いたいとき

「前四半期の価格について、議事録、Slack、メールでどう決まったかを振り返って、その結果をQ3のスライドに反映して」

Coworkは、議事録、スライド資料、メール、Slackスレッドを横断して答えを見つけてくれます。

  1. 🔍 新しい市場のリサーチ、競合調査、ツール評価

複数のタブを開いて、抽出しにくい情報を集める必要があるリサーチ——Coworkがあなたの代わりにサイトを訪れ、レポートを読み、価格情報を引き出し、出典付きの構造化されたブリーフとして届けてくれます。ブラウザタブを1つも開く必要なく、です。

  1. 📂 50を超える資料のフォルダを通り抜けたいとき

契約書、財務レポート、議事録など、50以上の文書を含むフォルダを扱う場面。Coworkに「今の取り組みに最も関連する文書を見つけて、サマリーメモを作って」と依頼できます。Coworkは一枚一枚を読み、文書群全体を横断して照合し、全部を読んで初めて見えてくるパターンを引き出してくれます

50を、5の手間で読みこなす——そんな感覚です。

  1. ☕ 毎朝同じ仕事を繰り返しているとき

メッセージの確認、状況アップデートのまとめ、その日の会議の準備——毎朝同じことをしているなら、一度だけ予約タスクとして設定してください。

あとはClaudeが毎日、自動でやってくれます。事務作業ではなく、答えから一日を始められます

利用条件

CoworkはPro・Max・Team・Enterpriseプランで利用できます。新しい機能も定期的に追加されています。

Code

Code

Codeタブでは、Claude Codeの力をデスクトップアプリの中で直接使えます。ソフトウェア開発のための、本格的な開発環境がここにあります。

Codeを通じて、Claudeはあなたのコードベースの中で直接働きます——そこにあるコードを読み、コードを書いて修正し、コマンドを実行する

  1. 📊 ビジュアル差分で、何が変わったかが一目でわかります
  2. 💻 内蔵ターミナルで、実行中のコマンドが確認できます
  3. 🔀 Gitで全バージョンが記録されるので、いつでも巻き戻せます

CoworkとCodeの違い

Coworkは、共有したフォルダの中だけで動く、囲われた作業空間です。

一方、Codeはあなたのプロジェクトに直接入り込み、ファイルシステム、ターミナル、開発ツールにフルアクセスできます。

開発の場所は、あなたが選べる

  1. 🖥️ ローカル(Local)

お使いのコンピュータ上のフォルダを選ぶと、Claudeはそのファイルに直接触れて作業します。

あなたのマシンの中で動いているからこそ、Claudeは——

  • ✅ プロジェクトを読める
  • ✅ ローカルツールにアクセスできる
  • ✅ ブラウザでプレビューできる開発サーバーを起動できる
  1. ☁️ リモート(Remote)

GitHubリポジトリを接続すると、Claudeはクラウド環境で作業します。

セッションはアプリを閉じても続くので、大きなリファクタリングを始めて、後で結果を確認する——という使い方ができます。

こんな場面に向いています:

  • 📦 大規模なコードベース
  • 🛡️ 開発をローカルマシンから切り離したいとき

3つのやり取りのモード——Claudeに、どこまで任せる?

Codeには3つのモードがあり、Claudeにどこまで自分で進めさせるかを選べます。

  1. 🤔 Ask(聞く)

Claudeは変更案を一つひとつ提示し、あなたの承認を待ちますビジュアル差分を確認して、受け入れるか却下するかを決めてから、ファイルが変更されます。

  1. ⚡ Code(書く)

Claudeはファイルの変更を自動で適用します。ただし、ターミナルコマンドを実行する前には、あなたに確認します。

  1. 📋 Plan(計画する)

Claudeは何かに触れる前に、全体のアプローチを書き出します専用のプランビューアで、作業が進んでいくあいだも戦略を確認したり、見直したりできます。

複数のセッションを並行管理

Codeでは、複数のプロジェクトをまたいで、複数のセッションを同時に動かせます。サイドバーから、こんなふうに絞り込めます——

  • 🟢 状態で:アクティブ/アーカイブ済み
  • 📍 環境で:ローカル/クラウド

利用条件

CodeタブはPro・Max・Team・Enterpriseユーザーが利用できます。

3つのモードを比べてみる

Chat

Cowork

Code

何に向いているか

軽快なやり取り:アイデアを探る、下書きを磨いていく、すばやい回答を得る、対話を通じて学ぶ

複雑で長く続く仕事:リサーチ、分析、ファイル整理、仕上がった文書や成果物を作る

ソフトウェア開発:コードを書く、テストする、実行する、デプロイする

主な機能

素早い入力、音声入力

ローカルフォルダから作業、プラグイン、サブエージェント、予約タスク

Ask/Code/Planの3モード、ビジュアル差分、Git連携、ローカル・リモート両環境

ツールと拡張機能

コネクター、スキル、Claude in Chrome

コネクター(ローカル・リモート両対応)、スキル、Claude in Chrome、プラグイン、コンピュータ操作

コネクター、スキル、Claude in Chrome、プラグイン、フック

レッスンの振り返り

次に進む前に、2つの問いを自分に向けてみてください。書き出さなくてOK、頭の中で考えるだけでも大丈夫です。

🎯 問い1:自分のタスクをモードに当てはめる

あなたが普段、最もよくClaudeに頼んでいるタスクは何ですか? その一つひとつは、Chat、Cowork、Codeのどのモードが一番ぴったり来そうですか?

すでに馴染んでいるタスクから考えると、自分にとっての3モードの使い分けが見えてきます。

🔄 問い2:「もしCoworkがあったら」と振り返ってみる

最近のプロジェクトで、複数の情報源から情報を集める必要があった場面はありましたか? もしそのときCoworkを使えていたら、あなたの作業の流れはどう変わっていたでしょう?

「もしあのときCoworkがあったら」と振り返ることで、これから先、Coworkを活かせる場面が具体的に見えてきます。

次のモジュールでやること

次のモジュールでは、プロジェクト機能を使って、自分の仕事と知識を整理する方法を学びます。

フィードバック

このコースを進めながら、Claudeデスクトップアプリを実際の仕事でどう使っているか気づいたこと・感じたことを、ぜひ聞かせてください。

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